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志賀高原ユネスコエコパーク
※ユネスコ・MABマークの利用は日本ユネスコ国内委員会への許認可が必要です
【志賀高原ユネスコエコパーク:オリジナルロゴ】
※核心地域の「志賀山・四十八池」をイメージしています
志賀高原ユネスコエコパークは、山ノ内町・高山村(以上長野県)、中之条町、草津町、嬬恋村(以上群馬県)の2県5町村にまたがるエリアにより構成され、上信越高原国立公園のほぼ中心に位置しています。
標高2,000m級の山々、雄大な自然、豊富な温泉資源に恵まれ、1998年長野冬季オリンピックの会場にもなった国内有数の温泉地・スノーリゾートです。
その一方で、地域住民の努力により今も原生的な自然が大規模に保たれており、自然環境の保全と利活用により発展してきた地域として、自然と人間社会が共生する持続可能な地域づくりを実践しています。
■ユネスコエコパークとは
ユネスコエコパークは生態系の保全と持続可能な利活用の調和を目的として、ユネスコが開始しました。
ユネスコが認定している世界自然遺産は手つかずの自然を守ることを目的とする一方、世界自然遺産より古い歴史を持つ『ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)』は生態系の保全と持続可能な利活用の調和(自然と人間社会の共生)を目的に「保全機能」、「経済と社会の発展」、「学術的研究支援」の3つの機能を持つ地域がユネスコエコパークとして登録されます。
これらの機能はそれぞれ独立したものでなく、相互の関わり合い強化し合うものです。
3つの機能を果たすためにユネスコエコパークには3つのゾーニングが設定されています。
核心地域 |
【自然環境が法律によって長期的に保護されている地域】 志賀高原を象徴する類まれな山岳景観を形成する志賀山周辺の地域です。 溶岩台地上には亜高山帯針葉樹の原生林が広がります。 |
緩衝地域 |
【地域住民や観光客が自然を守りながら環境教育などに活用する地域】 核心地域を取り囲むように設定されています。環境学習、野外活動、調査研究、レジャー・観光など自然の保全・持続可能な利活用への理解の増進等が取り組まれています。 |
移行地域 |
【地域住民などが環境と調和した暮らしや持続可能な発展を目指す地域】 自然環境にダメージを与えることなく、自然の恵みを活かした環境保全型農業、再生可能エネルギー利用、自然再生事業、持続可能な開発のための教育(ESD)など持続可能な地域づくりが行われています。 |
■志賀高原ユネスコエコパークの経緯
■ユネスコエコパークへの取り組み
【再生可能エネルギー】
・移行地域では、地形や気象条件を活用した太陽光発電、雪氷熱利用、温泉熱利用、小水力発電等の再生可能エ
ネルギーに対して、町村が独自に補助金を交付し普及を図っている。
【自然再生事業】
・移行地域では、過去に造成された三面コンクリートの用水路を自然水路に再生し、在来のゲンジボタルやヘイ
ケボタルの生息数を増加する事業に、行政が物的・経済的支援を行っている。ホタル類の生息数が増加したこ
とで、小学校や地元住民によるホタル観察会が行われるようになった。
【ESD活動(持続可能な開発のための教育)】
・教育委員会では、移行地域の全小中学校をユネスコスクールに登録し、持続発展教育を進めていくことを目標
としている。
志賀高原ユネスコエコパーク活動補助金
人間と自然との共生を実践する志賀高原ユネスコエコパークのまちづくりを推進するため、志賀高原ユネスコエコパーク内の自然環境、生物多様性の保護・保全とそれらを拠り処とした地域の伝統産業、生活・文化の継承、発展に資する活動経費に対して補助金を交付します。詳しくは補助金要綱をご確認ください。
〇補助金額 1事業主体あたり事業費の2/3以内の額(千円未満切り捨て)
ただし、その額が10万円を超える場合は10万円を限度額とする。
〇補助金概要 補助金概要について(リンクを含む)
〇提出書類 志賀高原ユネスコエコパーク活動支援補助金交付申請書(様式第1号)
志賀高原ユネスコエコパーク活動支援補助金事業実施計画変更承認申請書(様式第5号)
志賀高原ユネスコエコパーク活動支援補助金事業実績報告書(様式第7号)
志賀高原ユネスコエコパーク活動支援補助金交付請求書(様式第9号)
住民意識調査を実施しました
・平成29年1月に20歳以上の山ノ内町居住者(住民基本台帳から無作為抽出)1000名を対象にユネスコ
エコパークに関する住民意識調査を実施しました。調査結果の詳細についてはこちらです。
志賀高原ユネスコエコパークでの活動情報
リンク
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