熱中症にご注意ください

更新日:2024年05月10日

夏本番前から熱中症予防対策を

熱中症予防の絵

熱中症は、梅雨の合間の気温が上昇する日や蒸し暑い日など、身体が暑さに慣れていない6月頃から発生するため、注意が必要です。

熱中症を予防しましょう

暑熱順化

体が暑さに慣れること。実際に気温が上がり、熱中症の危険が高まる前に、無理のない範囲で汗をかくことが大切です。日常生活の中で、運動や入浴をすることで、汗をかき、体を暑さに慣れさせましょう。

健康管理

熱中症予防のためには、健康管理をしっかりしましょう。以下の事があれば、特に熱中症になりやすいですので注意しましょう。

  • 睡眠不足
  • 不規則な食事、偏った食事
  • アルコールの多飲
  • その他、体調の悪い人
  • 持病のある人

水分補給の習慣化

水分補給の絵

のどが渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。たくさん汗をかいた時は、スポーツドリンクや塩あめなどで水分とともに塩分も補給しましょう。しかし、糖分や塩分の取り過ぎには注意が必要です。

暑さを知らせる情報を活用しましょう

暑さの危険度は、気温だけでなく、湿度や日差しによっても変わります。

暑さ指数

暑さ指数は、気温だけでなく、湿度なども考慮した熱中症予防のための数値です。 

熱中症警戒アラート

熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高くなることが予測された場合に気象庁と環境省が共同で発表する情報です。

暑さ指数や熱中症警戒アラートは、環境省公式LINEアカウントで情報が得られます。詳しくは環境省「熱中症予防情報サイト」をご覧ください。

適度に涼むようにしましょう

涼しい場所の絵

涼む方法を考えて行動しましょう。

  • 暑い日や暑い時間の外出を避け、無理のない範囲で活動を。
  • 外出する際は、涼しい服装、日傘や帽子の活用を。
  • 少しでも体調に異変を感じたら、涼しい場所で水分補給を。
  • 室内では、扇風機やエアコンの活用を。
  • 暑い場所での作業は、途中で休憩し涼みましょう。

特に注意したい方々

  • 赤ちゃんや幼児は、体温の調節能力が十分に発達していないので注意が必要です。
  • 高齢者は、暑さや水分不足に対する感覚機能や体の調整機能も低下しているため注が必要です。熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。
  • 障がいをお持ちの方は、自ら症状を訴えられない場合があるため注意が必要です。

熱中症が疑われる人を見かけたら

  1. 涼しい場所へ避難させる
  2. からだを冷やす  (衣服をゆるめ、首の周り、わきの下、足の付け根を中心に)
  3. 水分補給をする
  4. 自力で飲めない、意識がない場合は、ためらわず救急車を呼びましょう
熱中症応急処置の絵

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉課 健康づくり支援係
〒381-0498 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏3352-1
電話番号:0269-33-3116