HPVワクチン 接種について

更新日:2024年11月28日

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの個別勧奨について

 

 

 

HPVワクチンの定期予防接種について

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、子宮頸がんの原因となるウイルスです。
このウイルスによる感染の一部を防ぎ、子宮頸がんを予防するための方法として、定期予防接種を受けることができます。
接種を検討されている方は、以下のリーフレットを必ずお読みいただき、このワクチンの有効性とリスク等を十分ご理解いただいた上で、母子健康手帳等で接種歴を確認し、体調の良い時に接種を受けてください。

  • 接種を検討されている方

HPVワクチン接種の対象年齢のお子さん及びその保護者向けリーフレット(詳細版)(PDFファイル:4MB)

  • 9価HPVワクチンを検討されている方

9価HPVワクチン接種のお知らせリーフレット(PDFファイル:790.4KB)

 

  • 接種を受け終わった方

HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ

 

  •  HPVワクチンについて、詳しく知りたい方

ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(厚生労働省HP) 

HPVワクチン定期予防接種対象者・接種期間など

受診方法

  1. 医療機関へ予約してください。
  2. 予診票、母子健康手帳(※予防接種の記録は母子手帳に貼る)を持参してください。

接種対象者

接種日時点で山ノ内町に住民登録がある、小学6年生~高校1年生相当の女子

(令和6年度対象者:2008年(平成20年)4月2日から2013年(平成25年)4月1日生)

*平成9年度生まれから平成18年度生まれの方はキャッチアップ対象者となります。

接種期限

小学校6年生あら高校1年生相当の年齢(12歳となる日の属する年度の4月1日から16歳となる日の属する年度の3月31日まで)

 

*平成19年度生まれの方は、通常の接種対象の年齢を超えても、令和7年3月末まで接種できます。

 

接種場所

〇予防接種契約医療機関

  • 事前にお電話等で予約してください。
  • 医療機関のワクチンの在庫状況や休診日等により、希望の接種日に接種できないこともあります。具体的なスケジュールについては、接種医とご相談ください。

 

  ○長野県内の他市町村にある医療機関で接種を希望する場合

 「予防接種相互乗り入れ制度(*)」に参加している医療機関で接種をする場合は、山ノ内町の予診票を使用して無料で接種を受けることが可能です。

 山ノ内町への事前の申請は不要ですが、接種を希望する医療機関が「予防接種相互乗り入れ制度」へ参加しているかどうかの確認が必要となります。医療機関名簿は、長野県医師会ホームページにて確認できます。
   予防接種市町村間相互乗り入れ接種医療機関名簿(長野県医師会ホームページ)

*近隣の実施医療機関以外で接種をご希望される場合は、健康づくり支援係までご相談ください。

 

接種料金

無料(町負担)

 

必要なもの

  • 予診票
  • 母子健康手帳
  • 予防接種の記録(*母子健康手帳に貼ってください)

接種回数

  • 2価ワクチン(サーバリックス)

サーバリックスについては、1回目の接種を受けた1か月後に2回目を、6か月後に3回目の接種を受けます。

3回接種する必要があります。

  • 4価ワクチン(ガーダシル)

ガーダシルについては、1回目の接種を受けた2か月後に2回目を、6か月後に3回目の接種を受けます。

3回接種する必要があります。

  • 9価ワクチン(シルガード)

1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合(対象:小6から14歳)

少なくとも5か月以上の接種間隔を空け、通常6か月以上の間隔を置いて2回の接種

2回接種する必要があります。

 

1回目の接種を15歳になってから受ける場合(対象:15歳以上)

1回目の接種を受けた2か月後に2回目を、6か月後に3回目の接種を受けます。

3回接種する必要があります。

  • 接種間隔

HPVワクチンは不活化ワクチンのため、新型コロナウイルスワクチンを除き、他のワクチンとの接種間隔の制限はございません。ただし、HPVワクチンは複数回接種するため、接種間隔を守ってください。具体的な接種スケジュールについては、接種医とご相談ください。

新型コロナウイルスワクチンとHPVワクチンは、効果と安全性の関係から、互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。

詳しくは、こちらの 厚生労働省ホームページ をご覧ください。

注意事項  

  • この予防接種により期待される効果や、予想される副反応などについて、接種を受けるご本人もよく理解したうえで受けましょう。
  • ご不明な点や気になる点は、接種を受ける前にかかりつけ医(接種医療機関)にご相談ください。
  • 急な体調変化を来たす恐れもあるため、ご家族などの同伴をお勧めします。16歳以上の方は、予診票の同意欄は、被接種者の同意署名で接種が可能です。
  • 妊娠または授乳中の方は、基本的には、出産後の授乳を終えてから接種をしましょう。接種を中断した場合は、標準的なスケジュールで接種できない場合のスケジュールに沿って進めましょう。

相談窓口

HPVワクチンを接種した後に気になる症状が出たときは、まず、接種医療機関に相談しましょう。また、みなさんの身近な地域において適切な診療を提供する県内協力医療機関が、厚生労働省により選定されています。受診の際は接種医またはかかりつけ医に相談しましょう。

詳しくは、こちらの 厚生労働省ホームページ をご覧ください。

 

また、長野県では、このワクチンの接種後に症状が生じた方からの相談をお受けする電話相談窓口を設置しています。詳しくはこちらの 長野県ホームページ をご覧ください。

健康被害が起きたときは

極めてまれですが、予防接種を受けた方に重い健康被害が生じる場合があります。HPVワクチンに限らず、予防接種によって、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障害が残るなどの健康被害が生じた場合は、申請し認定されると、法律に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
なお、現在の救済制度の内容については、こちらをご参照ください。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉課 健康づくり支援係
〒381-0498 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏3352-1
電話番号:0269-33-3116