知らなきゃ損する!消費生活豆知識

更新日:2024年09月30日

日々全国の消費生活センターに寄せられるたくさんの相談。消費生活に関する情報を知り、消費者被害から自分の身を守りましょう!

消費者トラブル最新情報 (令和6年9月3日更新)

JAバンク、JAネットバンクをかたった詐欺メールにご注意ください

 町内でも下記メールが確認されており、メール文中の『ご回答』をクリックすると、本物そっくりに作られたネットバンキングの入力画面に移行します。メールに記載されている電話番号も本物のJAネットバンクヘルプデスクの番号のため、信用してしまう可能性が高くなっています。このようなメールが届いた際は、絶対に入力をせず、メールを破棄しましょう。

↓詳細はこちらから↓

フィッシング対策協議会

JAバンクHP

JAネットバンクHP

 

こちらのトラブルも要注意!

町内最新情報

●令和6年3月4日 月曜日

夜8時過ぎ、『NTT』を名乗り、「固定電話の配線が50年経つので光ファイバーに変えます。外から家までの回線工事は無料です。80歳以上の方はこの電話では契約できませんが、80歳以下の方は了承を得たことになります。書類を持って後日訪問します」という電話がかかってきました。断ろうと思って電話をかけなおしても営業時間外のガイダンスが流れるばかりで、一向につながりませんでした。

ポイント

NTT東日本に確認したところ、NTTからこのような電話をかけることはなく、万が一必要な工事などがあるとしたら、まずは書面で通知が送られてくるそうです。恐らく光コラボ事業者による光回線契約を行うための詐欺的な勧誘電話だと思われますので十分にご注意ください。

 

↓↓↓こちらも要チェック↓↓↓


2024年1月1日以降、NTTでは地域ごとに固定電話の設備切替(IP網移行)を行いました。このことに便乗し、「電話機が使えなくなる」などといった詐欺的な勧誘を行い、光回線契約を結ぼうとする事業者が全国で報告されています。

ポイント設備切替(IP網移行)に伴う手続きや工事は不要です。もしもこのような勧誘があった場合はきっぱりと断りましょう!

詳細はNTT東日本ホームページでご確認ください。https://web116.jp/2024ikou/outline.html

 

 

●令和6年2月13日 火曜日

アナログ戻しの勧誘を行う事業者から、「インターネットを使っていなければ、光回線からアナログ回線に戻すと月々の利用料が安くなります」という電話がかかってきました。後日送られてきた書類には『固定電話変更費用』として44,000円の請求と払込票が同封されており、工事前の支払いを請求されました。

ポイント

光回線からアナログ回線に戻す手続きは、NTT東日本や契約中の光回線事業者に連絡し自身で行うことができます。お金を支払ってしまった後でも、クーリングオフで返金される可能性がありますので、下記消費生活相談室にご相談ください。

 


〈過去の事例〉

●令和6年1月20日 土曜日

『健康福祉課 タナカ』を名乗り、「介護保険料の還付金があります。29年から5年までの分29,600円の還付になり、緑色の封筒でお手紙を出していますがご覧になりましたか?今日までだったら銀行のATMでお手続きができます」という電話がかかってきました。

電話を受けた女性が、ATMに行くのはおかしいと思って「詐欺なのでは?」と言ったところ、電話は切れました。

 

ポイント実際に役場から還付金や給付金についてのお電話をすることもあるため、すべてが詐欺とは言い切れませんが、可能性は大きくあります。もしもこのような電話がかかってきた場合は、

・山ノ内町消費生活相談室33-3115

・ご近所さんや担当のケアマネージャー

などに相談することで被害を防げる可能性が格段に上がりますので、一人で抱え込まないようにしましょう!

 

●令和5年9月22日 金曜日

『役場職員のイトウ』であると名乗り、「介護保険料の還付金があります。書類を送っており、手続きの期限はもう過ぎていますが、この電話で手続きできます。この後、農協の職員からお電話がいきますので、その電話で口座番号を伝えてください」という電話がかかってきました。

電話を受けた女性は、すぐに地域福祉センターの職員に確認の電話をしました。「役場に伊藤という名前の職員はいませんよ!」と話していたまさにその時、農協職員を騙る電話がかかってきました。ご主人が電話に出たところ、「口座番号を教えてください」と言われましたが、電話を切り、被害に遭わずにすみました。

●令和5年9月13日 水曜日

電話があったのは8月10日 木曜日のこと。現在お一人で住んでいる80代女性宅に「役場です。未納の税金25万円を9月15日に取りに行きます」と電話がありました。(聴き取りを行った交番警察官いわく、犯人は8月15日と言った可能性もあるが、電話があった日以降お金を取りには来ていないとのこと)

「お金を用意して待っているけど取りに来ない」という80代女性の話を聞いたお隣さんが、「それはおかしいんじゃない?」と、80代女性の担当ケアマネージャーに相談。担当ケアマネージャーから役場税務課に確認の問い合わせがあり、この80代女性の方には役場からの電話はしていないことを伝え、その後山ノ内町交番にも通報し、女性は被害に遭わずにすみました。


●令和5年7月6日 木曜日

1. 役場職員を名乗る男性(年配の声)から、「介護保険料について還付金がある」という電話がかかってきました。

「昨年の10月に還付金申請の用紙を送付しているが、まだ提出されていない。1ヶ月につき600円過払いとなっており、過去5年間で29,600円が過払いとなっている。本年の3月までに手続きが必要であったが、今から手続きしてもらえれば還付を受けられる」という内容でした。電話を受けた女性が質問しても上記内容を繰り返すだけで、近くにいたご主人に電話を代わろうとしたところ電話は切れました。

 

2. 中年男性からの電話で、「去年の介護保険料の還付金が発生している。通知が出ているが見ましたか?回答期限が過ぎているので手続してください」と言われ、金額を尋ねたところ2万円ほどでした。「期限がすぎてしまったなら結構です」と答えましたが、「まだ間に合う」としつこく、「役場はすぐそこだから直接行きます」と伝えたところ電話は切れました。

 

お二人とも役場税務課に問い合わせていただいたため、被害には至りませんでした。


 

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この記事に関するお問い合わせ先

危機管理課 消費生活相談室
〒381-0498 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏3352-1
電話番号:0269-33-3115